珪藻土クロスのおはなし。
テクスチャーとしての質感や間接照明があたった時の雰囲気などが素敵で木との相性もとても良い珪藻土クロスですが欠点もあります。
- ビニールクロスに比べて施工が難しい。
- 汚れが付きやすく汚れが取りにくい。
- 下地やパテなどの材料に気を付けないと後でアクが出ることがある。
少し見にくいですが上の写真のように石膏ボードのビスのパテ跡が表面に出てきてしまいます。
また、日常生活の中で手垢が付いたり服をこすって色が付いてしまったりした場合にもビニールクロスに比べて取りにくいと思います。
汚れを取るコツとしては、消しゴムや歯ブラシでクロスを傷めない程度にこする。または重曹をペースト状に練ったものでこすると取れる場合がありますが完全に除去するのは難しいでしょう。
珪藻土、塗壁の様なタッチのビニールクロスもありますし、紙クロスはメンテナンス、リフォーム時に漆喰調の水性塗料を塗ることでクロスの貼り換えが必要なくゴミも減らせるエコなクロスでお勧めです。
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