今日は手洗いについてお話します。
最近はコロナ禍を経て、以前に比べて手を洗う機会が増えたと思います。また建築においても設計段階から手洗いの位置や器具選びなど割と重要になっているのではないでしょうか?
写真はトイレの手洗い自動水栓です。一見すると何も問題がないようですが、実際に手を洗う時に問題が起こります。センサーに手を近づけると水が出るのですが、ボウル奥の方で水が出てしまうため手を洗う際にカウンターが濡れてしまうのです。
またこの写真の場合は、お客様が車椅子のまま手を洗うのですがセンサーの位置まで手を伸ばすことが難しく、大変使い辛いとのご指摘を受けました。
自動水栓は便利なものだと思いますが、使う時や使う人のことを良く考えてご提案や取付をしなければならないと思いました。
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